【教育の話】第42回 中田敦彦のYouTube大学(モンテッソーリ教育編)について②
このブログでは、自分の実体験をもとに色々役に立つ情報や雑記を記載していきます。
本日のテーマは「中田敦彦のYouTube大学(モンテッソーリ教育編)について②」です。
前編のブログはこちら。
今回のブログは長くなってしまったので①,②に分けました。
【詳細②】から書いていきますのでご承知おきください。
参考文献等は下記リンクを参照ください。
「モンテッソーリ教育×ハーバード式 子どもの才能の伸ばし方」伊藤美佳(かんき出版)
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ブログを読まなくてもいいからさっさと動画を見たい、という
せっかち大臣さんはこちらから動画をご覧ください。
<前編>
<後編>
4.【詳細②】夜寝るまでの改善
3項で朝食と朝の過ごし方について述べました。
次は、夜寝るまでの方法です。
手順は「お風呂→夕食→歯磨き→就寝」です。
大体のご家庭では、夕食とお風呂の順番逆になっているのではないでしょうか?
「食事で手や口の周りが汚れるから一番最後にお風呂に入って綺麗な状態で寝るようにさせたい…」
その通りです、分かります。
しかしお風呂に入ってしまうと体温が上がります。
その状態だと体が興奮してしまい、そこから眠りにつくまで
時間がかかってしまうとのこと。
先にお風呂に入り、夕食を食べ終わるまでに体温を整えて
食べ終わったら歯を磨きすぐに寝る!というのが
睡眠に入りやすい黄金パターンなのだそうです。
手や口の周りを汚してしまった場合はウェットティッシュで拭いてあげるのが
よさそうですね。
5.【詳細③】重要なのは「学力・感性・社会性」
生活習慣が整ったら、次は知育です。
大切なのは「学力・感性・社会性」の3つであると述べられています。
それぞれについて、どのように伸ばすのがいいか記載します。
5.1 学力の向上
小さい子供に絵本を読もうとすると
勝手にページをパラパラめくって終わらせてしまうような事ってありませんか?
ふざけているのかと思い、ちゃんと座らせて読もうとすると
どっかへ行ってしまい、全然聞きもしない…。
実は、これは文字で内容を理解するのではなく
絵を写真のように捉えている、ということがあるそうです。
その上で中身を理解できれば、わざわざ文字を読まなくてもいいとのこと。
ふざけているとは限らないので
好きなように読ませてあげるのもよいでしょう。
5.2 感性を磨く
感性を磨く、といってもどんな方法がいいのでしょうか?
この動画では音楽を聴くことを推奨しています。
自分も吹奏楽をやっているので、音楽はとてもいいと思います。
大きい音、小さい音、早いパッセージ、遅いパッセージなど
聴覚から受ける刺激は感性を育てると思います。
さらに、自分で歌う、というのも大切です。
それにはカラオケがオススメです。
「歌う」というのは自分の表現力を養う、という効果にもつながります。
加えて、全身を使う行為なので、コロナと暑さのダブルパンチで
なかなか外に出られず運動できない昨今において
運動の代わりや、ストレス発散にもなると思います。
今はカラオケボックスに行かなくても YouTube などで検索すれば
カラオケ状態の曲(いわゆるインストゥルメンタル)が
出てくるものもあります。
是非とも活用してみてください。
次に勧められていたのは、「手で触れて遊べるおもちゃ」です。
と言っても大掛かりなものではありません。
動画の中では、100円ショップで色々なパーツを買ってきて
それを組み合わせて遊ばせる、というのも良いと述べられていました。
自分の家では積木とマグフォーマーがあります。
マグフォーマーとは、色々な形のブロックに磁石が付いていて
それを組合せることによって構造物を作ることができるというものです。
やってみると大人でも楽しめます。
興味のある方は下記リンクを覗いてみてください。
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5.3 社会性の習得
動画では、社会性は「混ぜる」と述べられています。
学校だけでは、自分の同世代だけでの交流に限定されます。
そうではなく、「異世代交流」をするのがいいです。
地域交流などで幅広い年齢層の中に混ざって活動することで
社会性を磨くことができるそうです。
最終的には、「異国交流」まで行けるとよいでしょう。
動画の中では最終的に親と子供が一緒に海外留学をするということを推奨しました。
これはまさに親が環境を用意してあげないとどうにもならない部分ですね。
6.【まとめ】まずは自分が変わること!
本日は「中田敦彦のYouTube大学(モンテッソーリ教育編)」について書きました。
ここまで述べてきて、もしかしらた「早速明日から実践してみよう!」と
思ってくださった方がいるかもしれません。
しかしここで注意です。
紹介した内容をいきなり実践してみるというのはオススメしません。
失敗する可能性大です。
なぜなら、育児は自分一人で行うものではなく
パートナーの協力が必要だからです。
このような協力者が必要なものの場合は、必ず実践する前に
パートナー同士で話し合いをしましょう。
いきなり実践を提案したら、言われたもう一人は自らの意思ではなく
「協力させられる」ような印象を受けます。
皆さんパートナーが突然こんなことを言い出したらどうでしょうか。
パパ
「子育てには朝食も和食にするのがいいのか。よし、早速やってみよう。
ママ、明日から朝食は和食にして、味噌汁を作ってくれ。
あと皆で白湯も飲むようにしよう」
ママ
「子育てには幅広い年齢層と交流するのがいいのね。
パパ、来週の日曜日に子供を連れてこのイベントに行ってきてちょうだい」
こんなん言われたら思うことはこの一言に尽きるでしょう。
「てめえでやれ」
パートナーにこう思わせてしまったら失敗への道まっしぐらです。
人間はなるべく変化を嫌う性質があります。
これを現状維持バイアスというそうです。
なので始めはこのようなやり方をお勧めします。
それは「自分だけでコツコツ実践する」ということです。
いきなり周りを巻き込むのではなく、自分一人でできることをやり
次第に周りを巻き込んでいくという方法です。
これは「人生がときめく片づけの魔法」での著者である
近藤麻理恵さんが紹介されていた方法です。
この本については、また別途書きたいと思います。
例えば、「白湯を飲む」というのも
皆でやるのではなく、自分でお湯を沸かし、一人だけ飲みます。
朝食にお味噌汁を飲むのも、家族全員分用意するのではなく
自分のスープを、インスタントのお味噌汁に変えればできます。
このように、自分が実験台となってやっている姿をみせることにより
周りの家族はそれが気になるようになります。
しばらくして「パパ、僕もパパと一緒にお味噌汁飲むー」と
いいだすようになればスムーズに変わっていけます。
他の事項も、いきなりやるのではなく徐々に、そして
「自分が率先して」やっていくようにすれば、うまくいくと思います。
冒頭に述べたように親が変わらなければ子供は変わりません。
それと同時に自分が変わらなければパートナーも変わりません。
まずは自分ができることからやっていきましょう。
自分もまず「自分で沸かして」白湯を飲みます!
それでは今日も一日ご安全に!