nandoblogのブログ

30代後半、機械系エンジニア、2児の父のブログです。

【調査した話】第49回 フリクションボール1本を使い切る速さについて

こんにちは。ナンドーです。

このブログでは、自分の実体験をもとに色々役に立つ情報や雑記を記載していきます。

本日のテーマは「フリクションボール1本を使い切る速さについて」です。

 

フリクションボール」のボールペンを使われている方、結構いるかと思います。

すごく便利なのでシャーペンの代用として自分も常に使っています。

 

 

https://www.pilot.co.jp/products/pen/ballpen/gel_ink/frixionballknock/

 

しかし、このフリクション、巷では「インクが少なくてすぐ芯が無くなる!」といわれています。

確かに自分自身、しょっちゅう芯を交換している気がしていました。

 

なんでそんな気がするのか、というと、普通のボールペンを使い切るようなことがないからだと思います。

これまで普通のボールペンを1本丸々使い切った、という方って少ないのではないでしょうか?

ちなみにボールペンを丸々使い切れない原因ランキングワースト3は下記です。

 

第3位 芯が途中で詰まってしまう

第2位 ペン本体が壊れてしまう

第1位 神隠しにあう

 

※ナンドー調べ(私見です)

 

9割方の原因は1位だと思う…あのボールペンたちは一体どこへ行ってしまったのでしょうか?

 

それはともかくとして

「もしかしてフリクションは予めインクの充填量が少ないのでは?」

「プリンターのインクと同じように、インクを割高にして儲けているのでは?」

こんな話もよく聞くので、実際問題フリクションの芯の交換頻度はどんなもんなのか調べてみました。

 

あくまで個人的見解ですが自由研究的に見てもらえればと思います。 

 

1.【始めに】「フリクションボール」とは? 

 

フリクションボール」とはいわゆる「消せるボールペン」です。

書いた文字や絵を反対側の先端についている消しゴムのようなもので擦ると

消すことができます。

仕組みとしてはこのインクが熱を与えると見えなくなる成分でできており

擦った時の摩擦熱により、書いたものが見えなくなっているのだそうです。

(インク自体が削れて取れたわけではない)

 

熱によって見えなくなってしまうので、擦らなくても高温可に置いておくと危険です。

フリクションで書いた手帳を夏の車に置いていたら

手帳の中の文字が全部消えてしまった!!という話もありますのでご注意ください。

(都市伝説かもしれませんが)

 

このこの仕組みを使ったトリックが「金田一少年の事件簿」で使われていました。


https://gyazo.com/7a43f5ac5a881897232ecc3398df3eb6

 

2.【結論】13ヶ月での使用本数は…

 

今回、自分がフリクションの減り具合を調査した対象のものと方法は下記です。

 

2.1 対象のペン

 品名:フリクションボールノック

 色:ブルー

 太さ:0.5mm

 

 結構使い込んでいます…。

 

2.2 調査方法

 ・新しい芯に交換してから13ヶ月間で、何本芯を交換したかをカウントする

 ・芯が切れたら即交換し、芯が切れている期間がほとんど無いようにする

 ・新しい芯は2019年8月15日に3本入り×10セットを箱買い

 ・2019年8月16日より使用開始、2020年9月15日までの13ヶ月間でカウント

 

f:id:nandoblog:20200920102603p:plain

f:id:nandoblog:20200920110512j:plain

わざわざ日付を入れていれておきました。

 

2.3 使用頻度

 ・会社でもプライベートでも、常にメモを取るのはこのペンを使用

 ・会社の仕事は設計のため、レイアウトを考えたり、報告書の下書きをするのにペンは多用

 ・毎日A5用紙1ページ分の日誌を書く

 

この使用頻度でカウントした結果がこちら。

 f:id:nandoblog:20200920110502j:plain

3本入りのセットが4セット余っているので

交換したのは3本入り×6セット=18本ということになります。

まだ最後に交換した分は使い切っていないのと、休日などでペンを使わなかったときの

誤差を考慮し、-1本とします。

 

結果として、13ヶ月間で交換した芯の本数は17本と判明しました!

 

3.【詳細】1本あたりの交換期間を比較してみる

 

さて、13か月間で17本の芯を交換したという事実はわかりましたが

これって多いのでしょうか?それとも少ないのでしょうか?

 

感覚で言っても仕方ないので、普通のボールペンってどれくらい書けるのか

資料がないか調べてみました。

3.2 yahoo知恵袋でのコメント①(販売員さんの場合)

 1ヶ月で1本だそうです。かなり早いような…。 

  

f:id:nandoblog:20200920103114p:plain

 

3.3 yahoo知恵袋でのコメント②(SEの方の場合)

 2ヶ月で1本だそうです。自分と同じくらいの使用頻度でしょうか?  

 

3.3 ニコちゃんマークの数でカウント

 前にニュースで見たことがあります。29249スマイルだそうです。

 すごいですが参考にはなりません(笑)

withnews.jp

 

この感じからすると幅がありますが、とりあえず平均した結果として

普通のボールペンを使い切るのは、毎日使って1本あたり1.5月程度

としてみます。

 

自分がフリクションに芯を交換する頻度は毎日使って1本あたり0.76か月でした。

このことから、フリクションの減りは普通のボールペンと比較して

約2倍早い、ということがわかりました。

(あくまで私見です)

 

結論として、フリクションのインクの減りが早い、というのは

あながち間違った感覚でもないようです。

 

4.【まとめ】感覚に左右されないようにしよう

 

 本日は「フリクションボール1本を使い切る速さ」について書きました。

 

やっぱり、フリクションは通常のボールペンよりも速く無くなるようです。

でも、それがコスパとしてどうなのか?は人それぞれだと思います。

フリクションはそれまでシャーペンや鉛筆として使っていたものの代用なので

そもそもこれまでの「ボールペン」と比較してしまうと用途が異なると思います。

 

同じじものとして感覚で考えなければ減り具合を気にすることも無いと思います。

用途と定量的にとらえてみましょう。

 

まあ、結果はともかく、自分はこの先もフリクションを使い続けるでしょう。

やっぱり便利なので(笑)

 

とりあえず、普段からよく使う人は1ヶ月持たない、ということはわかりましたので

箱買いして会社のデスクか家の引き出しに常備しておくことをオススメします。

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