【FPの話】第14回 金融・経済の基本について
こんにちは。ナンドーです。
このブログでは、自分の実体験をもとに色々役に立つ情報や雑記を記載していきます。
本日のテーマは「金融・経済の基本について」です。
実は自分は来月末にFP3級の試験を受けることにしました。
合格率は80%くらいなので、ちゃんとやれば十分に受かる試験のはずなのですが
何分時間が無く、しかもブログも始めてしまったからさらに時間が無い状態に…。
そんなわけで自分の勉強の成果をまとめることも含めて
しばらくはFPで学ぶ内容について書いていきたいと思います。
1.【始めに】FPとは?
FPとは「ファイナンシャルプランナー(Financial Planner)」の略です。
この資格を持っていると「財務の知識を持った人」ということになり
不動産や保険会社で働くのに役に立つ、というわけです。
自分は技術系の会社に勤めており、業務も技術系のところなので
FPの知識は業務のスキルとは直接関係しないのですが
お金の勉強をする上で必要な基本の知識が得られることから勉強を始めました。
そしてどんな仕事をする上でも、会社員であれば給与所得が入り
自営業者であれば事業所得を得ることになります。
その頑張って得たお金をうまくコントロールしないと
せっかく入った収入が税金・社会保険料に搾取され、手元に入ったと思ったら
高額の固定費に持って行かれ、いざ自分の欲しいものを買おうと思ったら
「残高がありません」となってしまいます。
そうならないように、知識を身に付けておくのはとても良い事と信じて頑張ります!
そんな中で本日は「金融・経済の基本」の分野について紹介します。
2.【結論】経済・景気の指標が物価と金利を左右する
去る7/30に内閣府は「景気は2018年12月にピークを迎え、景気後退に入った」と発表しました。
つまり、今現在、日本は不景気になっている、ということです。
コロナ云々が始まる前から日本は不景気になっていた、ということですね。
経済・景気の指標、とは内閣府が発表しているものや日銀が発表しているものなど
色々あります。代表的なものは下記の6つです。
①国内総生産(Gross Domestic Product=GDP)
②経済成長率
③景気動向指数
④日銀短観
⑤マネーストック
⑥物価指数
これらは経済が上向いているのか、下向いているかの指標になるので
この内容によって物価に影響が出るわけです。
例えば「不景気です。物が売れません」というのが発表されれば
物を売るために値下げしなければなりません。
つまり「物価が下がる」ということです。
そうなると市場に出回るお金が少なくなってくるので
銀行からお金を借りる人がいなくなります。
そうなると今度は銀行が利息を減らしてお金を借りてもらおうとします。
つまり「金利が下がる」と言うことです。
逆に好景気になれば、物が売れてお金がたくさん必要になってくるので
「物価が上がり、金利も上がる」という状況になります。
このように景気の動向によって物価と金利が連動して変わる、というのが
経済の基本です。
これには債権も絡みます。
債権とは国の借金です。
これを日銀が発行し、銀行へ売ったり銀行から買ったりすることで市場にあるお金の量をコントロールします。
日銀が債権を銀行に売ると、銀行から日銀にお金が渡るので、市場のお金は少なくなり、お金の価値が下がります。
逆に銀行から買うと銀行にお金が渡るので、市場のお金は多くなり、お金の価値が上がります。
物価、金利、市場のお金の量、お金の価値はそれぞれ連動する、と言うことになります。
3.【説明】金融市場と金融政策でお金が動く仕組み
「金融市場」とはお金の貸し借りを行っている場です。
取引期間によって短期金融市場と長期金融市場に分けれています。
更にその中でも細かい区分けがあり、こんな構図になっています。
<金融市場>
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<短期金融市場> <長期金融市場>
l l
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<インターバンク市場> <証券市場>
<オープン市場>
・短期金融市場
取引期間が1年未満のもの
・長期金融市場
取引期間が1年以上のもの
・インターバンク市場
手形市場、コール市場など
(金融機関のみが参加できる市場)
・オープン市場
一般企業も参加できる市場
・証券市場
証券取引所のこと。一般人は証券会社を通じて証券を購入する。
色々ありますが、この市場を操作することによって
内閣府や日銀は景気をコントロールできないかやっているわけですね。
現在は金利がものすごく安くなっています。
しかし、好景気だったはずの2018年12月も金利は安かったはずです。
金利を安くして市場にお金を出回らせようとしたのが
アベノミクスだったので、実際数値上は景気がよくなったのですが
国民は「実感がない」といったまま時は過ぎ、すでに後退局面に入ってしまったということですね。
この先はデフレが始まるのでしょうか…。
4.【まとめ】経済の動向を知ることで自社の状況もわかる
現在、コロナ禍のせいで、色々休業に追い込まれていたり
テーマパーク時間短縮、旅行は行くのをはばかられる…という状況になっています。
この先すぐに経済が回復することは無いと思いますが
その時に数値化して状況を俯瞰できれば気持ちとして楽になるかもしれません。
政府はが毎月出している月例経済報告はこちらです。
とりあえず7月度はこんな感じ。
月例報告の項目と詳細が書かれています。
いいことほとんど書かれてないですね。
https://www5.cao.go.jp/keizai3/getsurei/2020/0722getsurei/main.pdf
自分は月例報告のところがおみくじにしか見えません。待ち人→来ない、みたいな。
wordのベタ打ちみたいな感じでいかにもお役所、って感じです。
たまに見てみるのも面白いかもしれません。
FPの話の出典はこちらです。
自分と一緒に勉強しましょう!(仲間が欲しい…)
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しばらくはこんな感じで各項目について自分の勉強がてら紹介していきます。
それでは今日も一日ご安全に!