【FPの話】第22回 株式について
こんにちは。ナンドーです。
このブログでは、自分の実体験をもとに色々役に立つ情報や雑記を記載していきます。
本日のテーマは「株式について」です。
債券、投資信託と書いていたのですが株式について書いていませんでした。
詳しくは色々あるのですが、このブログではインスタントな情報を出すに留めて
色んな方が興味を持ってもらえる入口となるのを目的としたいので
障りについて記載します。
気楽に読んでいただければと思います。
1.【始めに】株式と債券の違いは?
「株式」も「債券」もある会社へ自分のお金を投資する、という点では一緒です。
大きな違いとしては下記です。
<債券>
お金を貸す→やがてお金が戻ってくる
<株式>
お金を出資する→誰かに売らないとお金が戻ってこない
債券には満期があるので、満期が来たらお金が戻ってきます。
その間に貸しているお金の利息を配当金として受け取る、という仕組みです。
しかし、株式は満期がないので、出資している会社が潰れて解散しない限りは
勝手にお金が戻ってくることはありません。
自分がどこかでその株を売ることでそのお金は戻ってきます。
その時に買った時よりも株価が上がっていれば
その分だけ利益を得られる(キャピタルゲイン)というわけです。
ただし、どちらも出資した額が必ず保証される、ということは無く
元本割れする可能性はあります。
要は株式は債券よりも値動きとしては大きく
勝手に戻ってこないので、自分で売るタイミングを考える必要がある、ということです。
2.【結論】1株でも持ったら株主を名乗れます
たとえ1株でも株を持ったら、その会社の株主です。
株主には下記の権利があります。
①議決権
会社の経営に参加する権利
②剰余金分配請求権
会社が獲得した利益(剰余金)の分配を受ける権利
いわゆる配当金
③残剰財産分配請求権
会社が解散した場合、持株数に応じて残った財産の分配を受ける権利
議決権がある、ということは株主総会に参加したりすることもできるわけですね。
投資信託もたくさんの会社の株主になっているわけですが
実際にお金を預けているのは投資会社に対してであり
個人が株主になっている状態ではないため、上記のような権利は発生しません。
事実、先日自分の家にある会社から配当金のお知らせの葉書が届きました。
「1株当たり30円の配当金を支払います」と書いてあり
自分がその会社の株を何株持っているのか見たら5株でした(笑)
ってことは150円の配当金を知らせるために63円のハガキ代を使っているという…
ちょっと申し訳ない気持ちになりました。
3.【詳細】株式の用語について
株式を知るのに必要な代表的用語について解説します。
これは株を買わなくても、自分の会社の利益がどんなものなのかというのを
知る指標にもなるので、覚えておくのはよいと思います。
<PER(株価収益率)>
株価を1株当たりの純利益で割った値です。
分子の方が大きいので、必ず1より大きくなります。
この値が小さければ小さい程、純利益が多いことになるので
株価としては割安ということになります。
PER = 株価 / 1株当たりの純利益(EPS)
<PBR(株価純資産倍率)>
株価を1株当たりの純資産で割った値です。
分子の方が大きいので、必ず1より大きくなります。
この値が小さければ小さい程、純資産が多いことになるので
株価としては割安ということになります。
PER = 株価 / 1株当たりの純資産(BPS)
※通常、1株当たりの利益よりも純資産の方が多いので
PER < PBRとなります。
純利益を自己資本(純資産)で割った値です。
分母の方が大きいので、そのままだと必ず1より小さくなります。
(通常、%で表記します)
この値が大きければ大きいほど、利益が多いことになるので
商売上手な会社である、ということになります。
ROE(%) = 税引後当期純利益 / 自己資本(純資産)×100
※日本企業の平均値は8%程度
優良企業のベンチマークは10%といわれています
<配当利回り>
投資額(株価)に対する配当金の割合です。
分母の方が大きいので、そのままだと必ず1より小さくなります。
(通常、%で表記します)
配当利回り = 1株あたりの配当金 / 株価 ×100
※通常、配当利回りが大きい会社程、リスクは高くなります
<自己資本比率>
総資産(負債+純資産)に占める純資産の割合です。
分母の方が大きいので、そのままだと必ず1より小さくなります。
(通常、%で表記します)
自己資本比率(%) = 自己資本(純資産) / 総資産(負債+純資産)×100
4.【まとめ】1株からでも買える証券会社で明日から株主になろう
本日は株式について書きました。
今、ネット証券が一般的になり、ネット環境があればどこからでも
株を購入できるようになりました。
是非とも気軽に思っていただければいいかと思います。
しかし、通常の株は単元株といって最小購入ロットが決められています。
個別株の場合、大体100株からというのが多いようです。
そうなると、1株1000円で1単元株が100株だった場合
その会社の株を購入するのに10万円必要になってしまいます。
ましてや人気の会社は1株数万円します。
皆大好き、任天堂の株は1株51200円(2020年8月13日現在)です。
それではたくさん買えません。
そこで、1株から買うことができるネット証券会社を紹介します。
それが「SBIネオモバイル証券」です。
特徴としては下記です。
・国内株が1株から買える
・Tポイントでポイント投資できる
・毎月220円の口座保有手数料がかかるが、Tポイントが毎月200ポイントもらえるので
実質の手数料は20円
興味のある方はこちらのリンクよりアクセスしてみてください。
どこの株を買ったらいいのかなんてわからない!という方は
こびと株さんのポートフォリオを参考にされるといいかと思います。
自分のポートフォリオはこちらを参考に組んでいます。
(まだまだどこがいいのかわからないので…)
こちらもリンクを貼っておくので興味ありましたらご参照ください。
自分と一緒に不労所得を増やしていきましょう!
FPの話の出典はこちらです。
自分と一緒に勉強しましょう!(仲間が欲しい…)
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それでは今日も一日ご安全に!